海外でも使われるようになった名刺と表記の問題

名刺というものは、日本だけのものではありません。海外でも使われていますし、日本人が海外に行ったときに使うことも出てきました。また、外国のお客様がいらした時に使うこともあるかと思います。そうなると名刺も英語表記にする必要が出てきます。英語表記にするというのは、そんなに難しいことではないです。

名刺ファーストで用意している名刺デザインテンプレートに英語で表記した場合をご紹介させて頂きますので、ぜひご参考にしてください。

名前や会社名を英語表記にすることは、日常でも行われていることもあるはずです。
しかし、名刺を交換する相手が常に日本国内にいるとは限らないという問題を忘れてはいけません。

日本で出会った相手であったとしても、国外に帰ってしまえば、簡単に連絡を取る事が難しくなる場合があります。メールでの連絡は日常ではありますが、電話連絡も必要になってくるでしょう。それをどう表記するのかという問題も忘れてはいけません。
英字表記の名刺に電話番号を記入する際には国際電話番号にするという事がひとつの方法です。
日本の国番号をプラスすることになりますが、少々ルールがあります。

81が日本の国番号になるため、+81と表記します。これを番号の最初につけるのですが、最初の0は省略しなければいけません。
例えば電話番号が03-1234-5678ならば、+81-3-1234-5678という表記にするのが正しい方法です。
国際的な表記ルールの一つになっていますので、この書き方を間違えないようにする必要があります。

もう一つの注意事項として、電話番号を英語でどう表記するのかということになるでしょう。
日本の場合、Telと書くことになりますが、これでも問題はありません。Telephoneと書いてもいいですし、Phoneでも通じます。
文字の配列などを見て、納まりのいい方で決めるといいでしょう。
内線がある場合には、Extentionの略であるex.と表記すれば通じます。

携帯電話の表記の仕方

固定の電話番号とともに携帯電話も一緒に表記するケースも多いです。ところが、この携帯電話の表記でかなり迷ってしまう場合が出てきます。

一般的な表記で行けば、Mobileとすることになるでしょう。ですが、日本の携帯電話のイメージとは少々異なるという人も出てきます。
実際に英語で使われているのはcellular phoneが多いでしょう。略したcell-phoneもよく使われます。cellという表記も表現としては間違っていません。
このどれを使って表記してもいいでしょう。
どうしてこうした表記を使わないのかといえば、日本ではcellularが携帯電話会社の名前になっていたためです。そのため、どうしても表記としてのなじみが薄くMobileという表記を基準として使っているといえるでしょう。
personal phoneとすることもあります。

同じように迷ってしまうのが、Faxです。
本来Facsimileと表記するところですが、日本ではスペルのなじみが薄いでしょう。Faxというほうが一般的で、常に使われていますが、これをそのまま使うことができます。
スペルを比べてみるとわかりますが、本来は短縮形になってくるため、ピリオドを打つことが基本です。ですが、海外でも日本のようにピリオドなしで使われていますので、そこまで気にする必要はありません。

 

 

知らないと困るフリーダイヤルの書き方

日本国内の電話の場合、フリーダイヤルを使っている企業も多いでしょう。
電話をかける際に電話代の心配をなくすことができるのは、大きなメリットです。名刺に記入しておけば、うまく活用してくれる人も増えますが、海外から見るとかなり気をつけておかなければいけないポイントです。
フリーダイヤルということで英語表記にすればFree Dialといったところになるでしょう。
ところが、これが和製英語であるということに気が付かなければいけません。つまりこのままでは一切通じないということです。

英語表記では、Toll Free(toll free telephone service)というのが通じる書き方であり、使用料のかからない電話のサービスという意味を指します。

英語で名刺を作るというのは、いろいろと難しい面を持っています。
渡す相手に通じるように作らなければいけませんし、日本以外での使用も考えていくことになります。
表記という部分だけではなくデザイン的にもかなり自由なのが海外での特徴でもありますので、日本の形式だけにこだわらないというのも一つの方法です。かなり自由なデザインが多く、それぞれ個性を出してくるのが特徴ともいえるでしょう。
もちろん、形式的なことは重要です。名刺という大事なツールであるということは崩さずに、少しでも有効に使えるように柔軟に考えていくといいでしょう。
日本用との併用ということでは難しい面もありますが、二つを分けてしまい、印象的な名刺にしてみるのもビジネス戦略の一つとして考えてみるのも良いです。

 

全ての国が取り組むSDGsを記載して海外にもアピールを!

SDGsの17の目標全てに繋がる環境対応用紙「バナナペーパー」を明記する事により、名刺交換での印象度がアップ。
昨今では、あらゆる面で環境保護が世界の共通認識として求められており、ファーストが推奨するエコ対応用紙バナナペーパーは成長度の極めて速いバナナの茎から取れる繊維を使用した用紙で、各メディアからその注目度を度々紹介されてきました。アフリカザンビアの「オーガニックバナナの繊維」と「森林認証パルプ」から作られており、日本発の「フェアトレード認証紙」としてSDGsの17目標すべてにつながっています。公式ロゴのマークを入れることで海外用名刺を使う際にも日本人として自然環境保全への取り組みを伝える事が可能です!

 

 

和英混在デザイン名刺について

名刺ファーストのテンプレートの中には、和英混在のデザインがございます。
仕事の関係上、英語表記も必要...たくさんの情報を載せたい...そのようなお悩みを持つお客様にオススメなデザインです。
名刺片面に日本語表記も英語表記も記載できる機能的な名刺になります。

名刺裏面への英語表記について

名刺ファーストでは、裏面の印刷のパターンの一つで、表面とほぼ同等のデザイン(モノクロ)で英語表記することができます。
ご希望の方は、テンプレート選択時に「1.裏面作成パターンを選択」にて「表面をモノクロにして英語表記」をお選びください。

USサイズ名刺について

名刺ファーストではUSサイズ(欧米サイズ)の名刺印刷も承っております。
ご希望の方は、ご注文時に「その他ご要望」欄にその旨ご記入ください。
※USサイズは1箱につき+500円(税込550円)のオプション加工となります。

通常サイズとUSサイズ

通常サイズとUSサイズとの比較

USサイズ(89mm×51mm)オプション加工について

英語表記の名刺を作成したい方は
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メールでの相談も承っています。

お問合せ: meishi@firstinc.jp
更新日: 2024/12/06 カテゴリ: ビジネスシーン
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